伊是名島について

伊是名島は、伊是名村で唯一の有人島。面積は14.12km2で、近接する伊平屋島よりも標高は低く、海岸に面して平坦な地形が広がっている。島内最高峰は大野山(うふやま、別名・チジン山)。その標高は119.9メートル。かつては屋ノ下島と呼ばれる島が隣接していたが、伊是名場外離着陸場を整備した際に干拓され現在は伊是名島の一部となっている。伊平屋島にはハブが生息しているのに対し、伊是名島にはハブが生息しておらず、仲田港には「ようこそ ハブのいない伊是名島へ」と書かれた看板が設置されている。

伊是名場外離着陸場と沖縄本島など他の島を結ぶ定期航空路線は存在せず、仲田港と本部半島の今帰仁村運天港の間を1日2往復する村営フェリーが事実上、島外との唯一の交通手段となっている。近接する伊平屋島との定期航路は存在しないが、野甫島との間には、北部の内花港から不定期の渡船が運航している。